2018-01-01から1年間の記事一覧

糸静線のむこうへ

糸静線を越えたい。というのが最近の休日にどこか行くときのキーワード的なやつなのである。別に深刻な話ではなくて、日常(さらに限って言えば、仕事)からできるだけ遠いところに逃げたいということです。はたらきたくないだけ。 じゃあ逃げるってのは、ど…

かわいいあの子は摩利支天

秋が来たら白河関を越えようと思っていた。能因法師の有名な歌ですけれども、これがなんか、気になっていた。 都をば霞とともに立ちしかど秋風ぞ吹く白河の関 山を越えて平野に下りてきて、色づいた黄色い田んぼの稲穂が揺れる、村があり家があり、古い関の…

古墳がギュッ☆とクビれたら

宮崎は古墳が多い。なんでかは知らないけど、ともかく多いので、衛星写真をご覧ください。たいへんワクワクします。 ▲西都原古墳群第2支群 ▲西都原古墳群第1支群 ▲持田古墳群 ▲川南古墳群 (ヤバさに気づいてしまったあなたはもう終わりだ……古墳見物に行くし…

血尿記

こんな本を読んでおりました。大人になるとはどういうことか。むろん生物学的にはすでに大人だけれども、社会的に・精神的に・心構えとして、いかにあるべきか。 歳を取ってくるにつれて、最新のコンテンツを空気のように吸い込めなくなるのです。 (- 「若…

古墳の同人誌を作っています

古墳本です。現代社会を歩いているとわりと唐突に出現する古代遺跡。ヘンな構造物なのに人間の生活に溶け込んでいる。やたら数が多い。という妙なおかしみにスポットを当てるのがコンセプト。ほとんど写真だけです(たぶんサボったわけではない)。申し訳程…

大きなぼたもちの下で

ぼたもちを食いたい欲求が日に日に高まる。 ぼたもちを食べたい— ハマジu (@Hamaji_U) 2018年3月17日 我が家では年に一度はぼたもちを作る会が催され、ゆえに年に一度はぼたもちをたらふく食べていたために、大人になっても年に一度はぼたもちを食べたくなる…

それでもガラパゴス

日本海をのぞむ崖の上の古墳群。日本海からの風雨で削られていまはもう土盛がなくなっているけれども石室の材は残ってます。ここ好きなんですよね。年に一度は来てる。何かというと、地の果て、この先にはユーラシア大陸、古墳時代にあっては先進文明をもた…