古墳は真横から見るのが良いのではないかという謎理論に基いて、綺麗にサイドビューを撮るべくいくつか試みてきたのであるが↓
最近買ったカメラのパノラマ機能が意外と使えることに半年ほど経ってようやく気づいたので書いておこうと思います。カメラについてはこれを。↓
これまでのところパノラマの合成は、あらかじめ何枚か連続する横方向の写真を撮っておいてPCで後から合成することにしていました。以前はImage Composite Editorというまあまあ使いやすいソフトがあったけど、最近公式サイトを見たところ使えなくなったっぽい(?)。Windows付属のフォトギャラリーでも合成できるけどほぼ単機能なのと、時々合成に失敗するのであんまり良くはなかった。
最近買ったGX8はパノラマ写真を撮る機能があって、カメラを流し撮りの要領で横に振りながら連写すると自動的に合成までやってくれる。これの何がいいかというと、
- その場で結果を確認してリテイクしやすい
- 付属のSILKYPIXで写真を弄れる
- 合成のための操作が必要なくて面倒がない
文字にするとあんまりありがたさが感じられないけど、実際に使ってみるとちょっとありがたいです。
でもどういうわけか合成に失敗することが多くて、結局「使えない」ということになって封印していたのである……
であるが、先週古墳を撮ってるときに「どうせ上手くいかんけどなんとなく」使ってみたくなって、パノラマをやったら、十発九中くらいに上手くいったのです。全く謎である。
▲チブサン古墳をGX8のパノラマ機能で
単に謎で終わらせるのもアレなので考察してみたところによると、どうも重要なのは二点ではないかと思う。
- できるだけゆっくり動かす
- できるだけ上下ブレをなくす
特に前者は、せっかちがイカンのです。ちまちま刻みつつ一歩一歩パノラマを合成する感じでゆっくりカメラを振るのがよろしい。後者は普通に手ブレのない写真を撮れる人なら問題ないと思う。
▲虚空蔵塚古墳をGX8のパノラマ機能で
そういうわけで気づかないうちになかなか良い道具を手に入れられていたみたいです。最近のカメラは機能いっぱいあるからきっといろいろ試してみたらもっと便利機能あるのかもしれぬ。
▲岩原古墳群の二子塚古墳をGX8のパノラマ機能で