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出雲紀行その2 鉄道写真と古墳

古墳って山の中に人知れず残ってるというよりも、おおむね人間の生活空間に近いところにあるので、現代の大都会のどまんなかにあって公園になってたり、避けるために道路が曲がってたり、特に気にもされない近所の林だったりする。また時には潰すか潰さないかで揉めて行政の責任がどうのこうのという面倒臭い話が沸き起こったりもする。

都市の生活空間の中に古代遺跡があるってスタイル、他の国ではあんまりないんじゃないかなあと思って、いや、たぶんあるんでしょうけど、たとえばピラミッドとか別にカイロの住宅地の中にあるわけじゃないじゃないですか。あ、でもローマは都市の中にあります。ローマすごいですね。でもコロッセオでサッカーしないのに対して、日本の古墳の上では近所の少年がサッカーしてる。またときに犬が散歩でウンコとかしてる。扱いが超ぞんざいである。しかしそれだけ生活に溶け込んでいるということでもある、きっと。

そういう感じの、古墳 in 生活空間、みたいな風景が気に入ってるのだ。現代人の生活と古墳が接してるようなやつ。そしてついでに鉄道も好きなので、古墳と鉄道が同じ空間に存在して、あわよくば一枚の写真に(さらにできればカッコよく)収まるような風景がどこかにないものかと思って探してます。奈良県とか大阪府はそこかしこに古墳があるのでそういうのもありそうです。下は奈良の茅原大墓古墳に上ったときの写真で、古墳上から奈良線の電車が見える。撮る位置を工夫すれば1枚の写真に古墳と電車がちゃんと収まるかも。

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ところで奈良ではなく出雲旅行の途中で、古墳から鉄道写真が撮れるポイントを見つけた。古墳の手入れをしていたおじさんによると結構写真を撮りに来る人が多いらしいので、もしかしたら鉄道マニアの間では有名だったりするかも。

http://milkdebussy.tumblr.com/post/130814029189/ここは電車を撮りに来る人も多いんですよとおじさんは言ってた

探しているような古墳と列車を同時にフレームに収められるようなアングルはなかったけど、写真を撮った地点のすぐ背後には造山2号墳があり、いわゆるお立ち台と呼ばれるような典型的鉄道写真撮影地と、古墳とを同時に楽しめる一石二鳥スポット。古墳と鉄道というあんまり交わりそうにない2つのオタクの接点。

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ここでも少年はボール遊びをして犬は歩いていた。