首の皮一枚を繋ぐ橋

今回ご紹介する古墳はこれです。 道路である。 もう少し具体的に言うと、あの歩道橋のある場所が古墳である。 しかしそこは道路があるのみ、何もないように見える。古墳マニア、古墳が好きすぎてついに虚空をすら古墳として愛でるようになったのか。狂気にち…

君の名は无利弖。

▲これがあの有名な江田船山古墳…… 文字について考えてみたら、現在ってかつてないほど文字の時代だなあと思ったのである。Twitterで放っておいたらどんどん文字が流れていくし、最近は画像や動画や音のコンテンツも増えてるけどそれにしても文字情報ゼロって…

石室に入って撮る写真

古墳の石室ってピラミッドや兵馬俑に比べると古くはないし小さいけれども、近くていつでも行けるし、ちゃんとした古代遺跡である。1500年前に造られた石組みの建造物に無料出入り自由で写真OKってヤバないっすか? って思うけどあんまりヤバさは伝わらないみ…

築け!ゼンポーコーエンフン

終わってしまった……。 ユーフォニアムのアニメ終わってしまったので週に一回の楽しみがなくなってしまった— ハマジu (@Hamaji_U) 2017年1月9日 週に一回、仕事が終わった後の家に帰るまでが楽しかったのは久しぶりだった。第1期が終わった後に原作全部買っ…

古墳サイドビューの新しい道具:Lumixのパノラマ機能

古墳は真横から見るのが良いのではないかという謎理論に基いて、綺麗にサイドビューを撮るべくいくつか試みてきたのであるが↓ 最近買ったカメラのパノラマ機能が意外と使えることに半年ほど経ってようやく気づいたので書いておこうと思います。カメラについ…

田んぼにそそり立つ例のアレ

アレとかソレとか言うのも何だし、有り体に言いますと、チンコの話をしようと思う。 チンコと言えば小学生男子の笑いのネタとしては鉄板で、ウンコと双璧である。とりあえずチンコって言っとけば小学生男子はゲラゲラ笑い転げるのだ。そう言えば小学生の時読…

富山と福井:二つの円墳

古墳に行くというのは二通りあって、古墳見学メインで出かけるときもあれば他の用事のついでに行くこともある。ついでのときは周辺に古墳がないか当たりをつけておくこともあるし、適当に散歩してたら偶然見つけてしまったりもする。どっちにしても、古墳の…

土器を抱えて運びたい

出光美術館の展覧会に行ってきました。 開館50周年記念 東洋・日本陶磁の至宝 ―豊麗なる美の競演(トップページへのリンク) 展覧会のテーマからは逸れるのだけど、途中に展示されてる弥生土器でウヒョーってなった。照明の当たり具合が絶妙なのか、理由はよ…

数字の入った名前

数字の入った名前って、いいなと思ったの - 大きな鳥にさらわれないよう(川上弘美、講談社) 古墳時代が終わりに近づくと、それまでは大きな墓を造ることがなかった階層の人々も古墳に葬られるようになり、彼ら多数の墓は各地に古墳“群”として現代に残って…

買い換えたカメラのこと

少し前に新しいカメラを買いました。中古だけど。GX8。 panasonic.jp 世の中に初めてミラーレス一眼が登場したころは、デカいレンズ着けたカメラを顔の前に掲げて画面を見ながら撮るスタイルがなんだか「ダサい」という感じだったのだが、ミラーレスが売れに…

東田子の浦駅周辺のふたつの古墳と浮島ヶ原について

東海道本線の静岡県内区間といえば各駅停車で東西へ通過する向きにはある種の難所として有名(↓) https://www.google.co.jp/#safe=off&q=18%E3%81%8D%E3%81%A3%E3%81%B7%E3%80%80%E9%9D%99%E5%B2%A1%E7%9C%8C) だが、古墳趣味者にとっては必ずしも面白みが…

国分寺の瓦の色

地方の大きな古墳を見に行くとわりと国分寺跡が近くにある。ような気がする。なんで古墳と国分寺が近くにあるかというと、(たぶん)大きくて見ごたえのある古墳がある場所は古墳時代には県庁所在地的な都会だったはずなので、それから二百年くらい後の奈良…

古墳上のハタケ

畑の中に古墳があるというか、古墳そのものが畑になってるオモシロ風景を初めて見たのは去年のこと。遺跡そのものが現代人の生活空間になっている。。 http://milkdebussy.tumblr.com/post/108070511769/巻野内石塚古墳 土盛りはそのまま残っているけれど、…

ガルパン(の舞台の大洗にある古墳)はいいぞ

ガルパンの映画を見ました。去年の年末のこと。別に感動のストーリーが売りってわけではないし、美少女と戦車の組合せは奇抜だけどそれ自体はまあそんなもんかなあってくらいで(ミリタリーは特に趣味ではなかった)テレビシリーズが始まった当初も興味がな…

京都の古墳は庭だった

古都ではあっても古墳的な意味では歴史の浅い京都は奈良みたいなデカい古墳が無くて、それゆえこれまでも近くを通ることはあってもわざわざ見に行ったりはしなかった。地味な古墳ばかりっぽいし。でもネットで調べたら結構ネタが上がってて、ときどき(と言…

古墳から北アルプスが見える

関東平野にあまりにも山が無さすぎてつらいので年に一度は山のあるところへ行くのだ。富士山の麓とか長野県とか。またあるいは東北に行ったり西の方へ行ったりもする。というか関東平野以外なら大抵どこでも山が見える。 ところで、どこでも山があるとは言う…

出雲紀行3 そのほか

3ヶ月経過してなおまとまる気配のない旅行記をまとめるべく箇条書きを採用するに至った。 青銅器 出雲といえば青銅器。理由はよく分かんないけど出雲の古代ピープルは青銅器をせっせと土に埋める事業をやっていたらしい。現代になっていっぱい掘り起こされた…

出雲紀行その2 鉄道写真と古墳

古墳って山の中に人知れず残ってるというよりも、おおむね人間の生活空間に近いところにあるので、現代の大都会のどまんなかにあって公園になってたり、避けるために道路が曲がってたり、特に気にもされない近所の林だったりする。また時には潰すか潰さない…

出雲紀行その1 くにこ、くにこ

有名な出雲の国引き神話。 「栲衾志羅紀の三埼を、国の余ありやと見れば、国の余あり」と詔りたまひて、(中略)三身の綱打ち挂けて、霜黒葛闇耶闇耶に、河船の毛曾呂毛曾呂に、「くにこ、くにこ」と(出雲国風土記「意宇郡」条より) 出雲の神様である八束…

出雲紀行その0 マジで四隅が突出しちゃう

ものごとはたぶん、いきなり始まっていきなり終わるんじゃなくて、それ以前もそれ以後もだいたい連続的に変わっていきます。デカい隕石がぶつかって恐竜が絶滅したとして、恐竜の歴史はいきなり終わるけれども、かといってそれ以前にはいなかった生物が翌年…

浜松町でモーニングして仏を拝んで古墳を愛でる朝

大学生のときに気づいたんだけれども、ビッグサイトでおこなわれる盆暮れのイベントに参加するときに、浜松町を基点にするのがわりと便利です。浜松町からはビッグサイト行の路線バスが出てて(当時は都営バスの虹01系統、今はkmフラワーバス)、貿易センタ…

青塚古墳に行くつもりで青塚古墳に着いた

栄からバスに揺られて三十分。手に持ったスマホのgoogleマップでは目的地にはまだ遠い。にも関わらず早くも到着アナウンス。おかしい。これは明らかにおかしい。こんな場所ではないはずなのに。次のバス停までの距離が異様に長いとか? というのは希望的観測…

Image Composite Editorで古墳パノラマ

茨城県にある富士見塚古墳。この古墳を語る前にまずは写真を見てくれ。こいつをどう思う? 「すごく……繋がってないです……」 そう、パノラマ写真が繋がんなかったのです。一番右側の、古墳のおケツの部分の一枚。こんなこともあるのだ。ちなみに合成に使った…

山陽っぽい街へ。それと古墳。

日本各地へ鉄道旅行してると降りてみたくなる車窓ってのが時々あります。その日の行程を決めちゃってるのと、地方では列車本数が心もとないのであんまり思いつきで降りたりはしないんだけど。それで、気になる場所が旅行するたびに全国各地に増えてきて、放…

この中島、火山だ

古墳の形のさまざま。古代ピープル何を考えてこんなもの造ったのかしら。 円であったり四角であったりそれらの組み合わせであったり。またときには周囲に濠をめぐらし水があったりなかったり。濠は古墳の形を縁取っていることもあれば盾形かもしれないし細い…

浅間古墳:駅近葺石コロコロ

古墳ていうと重苦しい感じがするけど案外駅から歩いて行けて誰でも入れてなんとなく歴史を感じて暇つぶしができるお手軽アミューズメントである。駅から歩いてゲーセン行く感じで駅から歩いて古墳行っちゃえばよいのだ。 今年の春の18きっぷシーズンは思いの…

掩体壕:なんとなく古墳っぽい物件

千葉県とか茨城県ってチバラギって馬鹿にされるくらいなので田舎だし特別にこれといって名物もないし遺跡とか城とかもあんまりない。でも昔は霞ヶ浦が今よりも相当広くて利根川のかなり上流まで浅海だったとか、そこらへんは歴史とか地形好きなら最高にワク…

建設予定地の真ん中に

あるときTwitterのタイムラインをぼんやり見てたらこんなニュースが流れてきた。 静岡・辻畑古墳は東日本最古級 土器などの分析で判明 - 47NEWS(よんななニュース) 古墳時代の最初期に造られた古くてデカい古墳が沼津にあるらしい。というと別にどうってこ…

イビツなヤツら

郡山にある大安場古墳に行ってきた。この古墳の特徴は前方後方墳ということで、これが全国的にはそれほど多くはないタイプなので有り体に言えばレア度が高い。 ところで、前方後方墳とはナンゾやと言うと、真上から見ると四角形ふたつを組み合わせた形をして…

ニュータウン式古墳群

せっかく千葉県民であることだしちょっとくらいは近場の古墳も見てみるべえと思い立ち、成田の西の方をぶらぶら歩いてみた。実は成田の古墳を歩くのは初めてである。 成田駅から西へまっすぐ30分ほど歩くと右手に赤坂公園があって、その中に船塚古墳がデデン…

古墳サイドビュー、古墳パノラマ、あるいは古墳photosphere

古墳のパノラマ写真。上手くいったような、ダメだったような、モヤモヤした感じだ。もうちょっと工夫したら変わるかも? なぜ古墳のパノラマ写真をやってみようと思ったかというと、何か色々あったんだけども、スタートは本です。 古墳とはなにか 認知考古学…

噂のコフン・アンダー・ザ・ブリッジ

赤面山古墳との出会いはめっちゃ唐突に実現してしまった。日本最大級の誉田御廟山古墳を見て、せっかくなので拝んで、そしたら隣にも大きな前方後円墳があるので登ってみて、さらに高速道路を挟んでデカい古墳が見える、こいつはすごいぞ古墳だらけだって思…